| | 『投機術・覚書』 |  | セミナー06月12日
HNがリボルさんという方から2度投稿があったようで、コメント投稿管理者の方からメールで送られて来た。
 なので、ここでお答えしておきましょう。
 
 >2012/06/11 8:48:08 東京
 >すいません。コメントが表示される仕組みではないようなので、メルアドをいれてもう一度質問します。
 >以前に岡安商事さんで行われていたような相場の解説をされる予定はないのですか?
 
 来月にコムテックスさんでセミナーを予定しています。
 
 http://www.comtex.co.jp/www/?module=Default&action=staticp&page=technicalroom120714
 
 えらい久しぶりになりますねえ。
 
 ヤレヤレ一区切。06月11日
6月4日午後、若干指値変更して早めロスカットと途転売りポジションに変更。コメント投稿
 ガソリン,	12/12	買,	2012/6/1,  23:20	ザ,	1,	\55,750	売,	2012/6/4 , 14:12	ザ,	1,	55270,	\-24,000	,,,	\-24,944
 ガソリン,	12/12	買,	2012/6/2 , 2:24	ザ,	1,	\55,840	売,	2012/6/4 , 15:24	ザ,	1,	55150,	\-34,500	,,,	\-35,444
 
 ガソリン,	12/12	売,	2012/6/4 14:27	ザ,	1,	\55,310
 ガソリン,	12/12	売,	2012/6/4 14:43	ザ,	1,	\55,290
 ガソリン,	12/12	売,	2012/6/4 14:54	ザ,	1,	\55,420
 
 このようにしたが、夜間となる6/4の18時43分には54,510安値で1,000円弱の利が乗った。
 ここで、トレーリングストップを用いつつ、これまで取ってきた買作戦に転じれば
 その後の動きはホクホクということになった訳だが、ここでどの時点で買いました、シャンシャンだったと
 いう展開を書くことは、その後の後付にも捉えられるので控えよう。(笑)
 
 今回は来月にあるところで何年ぶりかのセミナーを引き受けることになったので、ちょちょっとどんな場面でも
 取れる方法はあるといいとこを見せておこうと調子に乗ってポジションの一部を開示したことが、相場観の
 ミスリードを誘った。やはりポジションなど明かすべきではない。(笑)
 実に反省すべき点である。
 いずれにしろ、これらの売りは55,000円〜56,000円の間で閉じ、あるいは新規買で埋めたとだけ言っておこう。
 
 > ストップを56,000円あたりに置いてとりあえず売って見るだろう。
 > 私がこういうふうに書いておくと、“曲りに向かう”理屈から買うといいかも知れぬ。(笑)
 
 ガソリン,   12/12,   買,  12/06/05, 02:57 ザ, 2, \56,030
 ガソリン,   12/12,   買,  12/06/05, 03:21 ザ, 1, \56,240
 相場の定石の1つでもある曲り屋に向かえを、曲りに入って自ら向かえ、逆の逆を行けに転じる。
 既に手仕舞したが、前日記でこういうふうに書いたことで・・・
 漸く、ちゃんと展開通りになって、56,000円からの途転買いでも一番高いところで59,920円があったので
 3,920円幅あった。(実際は大量買い59,920円の値段がついた6/8の0:45局面より、59,450円をとった
 6/7の22:31局面の3,450円幅を取り上げるべきであろう。)
 いずれにしても、6/4の夜間安値から5,000円の反騰を見せてくれた訳である。
 ヤレヤレだ。(笑)
 
 今回の相場様は最も怖いところ、スッポ抜けを思わせるところで、初めてのそれ(大幅反転)を
 したのであるが・・・さて、ここでの方針は、価格帯別出来高の取組がどの値段帯に一番固まって
 いるのかを調べて、それが「曲がる」方向に動いたところについていくという策が一つ。
 次にその出来高が一定の幅の上下(挟んだ)で多い価格帯の幅の中(間)で逆張りする策が一つ。
 
 
 “歯車”06月04日
前日記3枚買いのポジションで翌日まで帳尻+値洗ベースで+7万まであり、コメント投稿あと、63,000円目途の1,500円〜2,000円戻しで順次利食いのイメージで利食い指値を置いていた。
 つまり、目論見通りいけば、+25万〜+35万というところ。
 利を確保するトレーリングストップを置く考えはなく、下は主に新安値を含めての事前設定
 ポイント切に箱指注文の損切あるいは新規売の両建ポジションとなるように設定。
 
 ところが、“歯車”が狂ってここから“曲りの病”に入った。
 
 まったく、結果論としてだが、3月天井から2万円以上、ピン玉で100万円とれる
 下げ相場を途中からでもとらないとは何事かと呆れている。(苦笑)
 
 勿論、これにはこれまでに述べてきたように、買いで大きく取ってきた頭の切り替えが
 出来ていなかったということだが、一つには2008年12月から続いている「大大勢」を
 上げ相場として対応してきたことがある。
 今年も昨年高値を更新しており、今回の下げでも65,000円、60,000円でも昨年の年間安値である
 55,800円より上である限り、仮に下げ相場への転換としても、昨年の1万円以上下げ相場でも
 そうであったように、2,000円〜3,000円の戻しが節目に於いて入るというシナリオである。
 少なくとも頭の切り替えをポイントとしてきた65,000円をあっさり下切って守れなかった時点で
 途転していれば、下げの恩恵を享受出来た訳だ。
 年初からでも1万円以上の強気方針をとってきただけに仕方のない面はあるが、4月16日に
 シグナルを感じた7万円は逃がしたにしても、その起点とも重なるポイント65,000円下切りで
 体の反応に従わねばならない。
 なまじ、ブログで逆張りで戻りを取りましょう的なことを書いたが為に、その観念が縛って
 「守りの相場建玉」法に入ってしまった。
 
 冒頭に記したように今回は“相場の節目”から常に2,000円以上戻しが入れば少なくとも損なく、
 この口座では30〜20〜10万円と益は減るにしろプラス勘定で終われるポジション作りを
 してきた。下がったところでは一時的に4枚の買いポジションとなるところもあり、その時点で
 一端決まっている節目の新安値を下切れば、損切あるいは両建売りのニュートラルとしながら
 また、次の下値節目で同じこと(買い持ち)を繰り返した。
 大雑把に言うと、冒頭の+7万から益がゼロになった時点で買いを1・2枚増やし反騰を待つ、
 そしてそれがやや下にある安値切で破られると売って、次は―5万のところで、その次は
 -10万のところでというように同じようにポジション取りした。
 しかし、さすがに6月1日の57,480円安値切ストップ途転売り越し、つまり6月1日17時、
 チャート上は6月4日(次週の)始値となったところでは、さすがに3-1とした。
 
 しかし、週末、深夜にかけ3-1から2-1、1-1、1-0、0-1、0-2と買い越し
 2枚で今週を迎える。
 
 これまでの前回と被っているところがあるが、帳尻は-57,544円である。
 
 そして、残買いポジションが55,750円と55,840円の2枚でこの値洗が+17,500円。
 
 合わせると-40,044円。
 ただただ、負けを少なくする労力に追われたというような、労多くして実りのない5月後半であった。
 
 限月・	新規売買・	約定年月日・	場節・	枚数・	約定値段・	仕切売買・	約定年月日・	場節・	枚数・	約定値段・		売買差金・		差引損益
 12/11	買・	2012/5/24・3:26	ザ・	1・	\61,100	売・	2012/5/29・13:17	ザ・	1・	\61,740	・	\32,000	・・・・・	\31,056
 12/11	買・	2012/5/24・ 17:00	ザ・	1・	\60,940	売・	2012/5/29・ 13:26	ザ・	1・	\61,710	・	\38,500	・・・・・	\37,556
 12/11	買・	2012/5/24・22:51	ザ・	1・	\61,230	売・	2012/5/25・9:31	ザ・	1・	\61,760	・	\26,500	・・・・・	\25,556
 12/11	買・	2012/5/25・17:30	ザ・	1・	\61,860	売・	2012/5/28・ 9:07	ザ・	1・	\61,990	・	\6,500	・・・・・	\5,556
 12/12	買・	2012/5/28・ 9:05	ザ・	1・	\61,440	売・	2012/5/28・ 9:34	ザ・	1・	\61,600	・	\8,000	・・・・・	\7,056
 12/12	買・	2012/5/28・ 13:44	ザ・	1・	\61,520	売・	2012/5/30・17:04	ザ・	1・	\60,770	・	\-37,500	・・・・・	\-38,444
 12/11	売・	2012/5/29・1:16	ザ・	1・	\61,970	買・	2012/5/29・9:54	ザ・	1・	\61,460	・	\25,500	・・・・・	\24,556
 12/12	売・	2012/5/29・9:11	ザ・	1・	\61,280	買・	2012/5/29・ 13:15	ザ・	1・	\61,200	・	\4,000	・・・・・	\3,056
 12/12	買・	2012/5/30 ・15:15	ザ・	1・	\61,140	売・	2012/5/30・ 19:47	ザ・	1・	\59,990	・	\-57,500	・・・・・	\-58,444
 12/12	買・	2012/5/30・17:38	ザ・	1・	\60,620	売・	2012/5/3・1:02	ザ・	1・	\59,390	・	\-61,500	・・・・・	\-62,444
 12/12	売・	2012/5/30・22:16	ザ・	1・	\59,880	買・	2012/5/31・ 0:39	ザ・	1・	\59,560	・	\16,000	・・・・・	\15,056
 12/12	買・	2012/5/31・ 0:29	ザ・	1・	\59,510	売・	2012/5/31・21:42	ザ・	1・	\58,720	・	\-39,500	・・・・・	\-40,444
 12/12	売・	2012/5/31・ 1:20	ザ・	1・	\59,380	買・	2012/5/31・ 14:17	ザ・	1・	\58,890	・	\24,500	・・・・・	\23,556
 12/12	買・	2012/5/31・ 14:18	ザ・	1・	\58,900	売・	2012/6/1・ 9:49	ザ・	1・	\57,760	・	\-57,000	・・・・・	\-57,944
 12/12	売・	2012/5/31・ 21:42	ザ・	1・	\58,700	買・	2012/6/1・ 9:59	ザ・	1・	\57,750	・	\47,500	・・・・・	\46,556
 12/12	買・	2012/6/1・ 9:20	ザ・	1・	\57,860	売・	2012/6/1・ 10:42	ザ・	1・	\57,550	・	\-15,500	・・・・・	\-16,444
 12/12	売・	2012/6/1・ 9:59	ザ・	1・	\57,740	買・	2012/6/1・10:32	ザ・	1・	\57,620	・	\6,000	・・・・・	\5,056
 12/12	売・	2012/6/1・ 9:59	ザ・	1・	\57,740	買・	2012/6/1・ 10:39	ザ・	1・	\57,670	・	\3,500	・・・・・	\2,556
 12/12	買・	2012/6/1・ 10:23	ザ・	1・	\57,620	売・	2012/6/1・ 23:14	ザ・	1・	\55,890	・	\-86,500	・・・・・	\-87,444
 12/12	買・	2012/6/1・ 10:24	ザ・	1・	\57,580	売・	2012/6/1・ 17:00	ザ・	1・	\57,360	・	\-24,500	・・・・・	\-25,444
 12/12	売・	2012/6/1・ 17:00	ザ・	1・	\57,350	買・	2012/6/1・ 22:39	ザ・	1・	\56,130	・	\61,000	・・・・・	\60,056
 12/12	売・	2012/6/1・ 17:00	ザ・	1・	\57,350	買・	2012/6/1・ 23:05	ザ・	1・	\56,110	・	\62,000	・・・・・	\61,056
 12/12	売・	2012/6/1・ 17:00	ザ・	1・	\57,350	買・	2012/6/2・ 02:24	ザ・	1・	\55,840	・	\75,500	・・・・・	\74,556
 
 
 2012/6/1・23:20	・新規買	・	ガソリン	201212	・	1・	55750
 2012/6/2・ 2:24	・新規買	・	ガソリン	201212	・	1・	55840
 (勘定元帳帳尻は翌日にならないと表示されず、注文履歴に特殊注文が載らず、約定履歴と
 コピーした際の転記ミスを1枚修正。55800→55750)
 
 さて、このポジションは現在安値55,180円を下切ればそのままロスカットで、5月18日以来
 一連の玉操作は終了となる。
 もう一度新安値下切ったら、50,000円,40000円を見て売り完全に転ずるか否かは決めていない。
 しかし、ストップを56,000円あたりに置いてとりあえず売って見るだろう。
 
 私がこういうふうに書いておくと、“曲りに向かう”理屈から買うといいかも知れぬ。(笑)
 
 上昇に転じた場合は
 少なくとも1,500円以上の幅をとるところで利食いをする。
 
 途中56,500円くらいまで上昇し、56,200円近辺への押しという流れになったら、
 性懲り無くもう1、2枚追加するかも知れない。(笑)
 
 相場は大勢の絵を見ることが重要なのは改めて言うまでもないが、大勢の絵を見間違えたときに
 傷を小さくする建玉法もまた重要である。
 今回は己を戒める為にいい記録になった。
 
 ここでは3-4枚の売買を示したが、実際、他口座では年初から上げ相場で取ったものの
 3分の1以上を吐き出した。
 しかし、間違えてもトータルで大怪我をしないということは、日本を代表する
 ある老相場師から教わった教えであり、流れに逆らっても可能だともいえる。
 今回、下げを取れなかったのは失敗であるが、その辺で少し参考となる部分があれば幸いである。
 
 6月4日 AM2:00記
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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