| | | 塩坂洋一 |  |   
ロビンスカップの日本版オンライン商品先物競技会にMystery Tigerのハンドルネームにて、第1回大会では297%の運用成績で4位、第2回大会では30%で8位、第3回大会では499,84%(半年で元本は六倍、同期間の日経平均はマイナス19.3%)の収益率で優勝するなど、素晴らしい運用成績を収めた真の実力者。株式先物・商品先物トレードの傍ら、業界紙への寄稿やラジオでもマーケットコメンテーターとして活躍。豊富な実践ノウハウを有しており、現在ではポピュラーとなったシーズナル分析、限月別アノマリー分析の先駆者として有名。日本テクニカルアナリスト協会検定会員。
 
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 | | 『投機術・覚書』 |  | コア10月26日
かれこれ3年くらい1位を続けていた(これも謎だったが)アクセスランキングがコメント投稿この9月で落ちたら、10位ランキング外になって消え、10月もそのままランク外に
 なって、ようやく正常化したのだと思う。(笑)
 
 ときどき、panrollingさんの管理メールで「○○期間のアクセス数は※※でした」との
 お知らせが来るが、一頃の4分の1以下に減少している。
 更新もしないのだからさもありなんだが、それでも閲覧してくれてる人が「コア」な
 読者というか、フォロワーなのだろう。
 
 さて、ガソリンとゴムに関しては、其々80,000円、200円というポイントを基準に
 ロング戦略でなく、逆にポイント以下をショート戦略していれば、現在は先物200円回復に
 突っかけているゴムにしても25円幅、特にガソリンは1万円幅、現在も戦略基準値より
 7500円下のレベルにあるのだから、そこそこの値幅がとれたと考える人もあるだろう。
 
 しかし、器用に立ち回るより、ポジション取りはロングあるいはショート、どちらかに
 決めておいた方が相場は取り易い。トレンドが出れば流れに乗れるからである。
 
 やがて、インフレが起こるサイクルが来る・・・かどうかはともかく、ガソリンは2009年
 からのトレンドが終わっていないという見方、ゴムは1996年から月足鍋底形を抜けたポイントが
 200円であるから、2008年後半から2009年初頭にかけて一度大きく200円を割り込み100円処まで
 落ちたが、1年経たずに200円を回復し、その後は今年200円を下回るまでその上で推移してきた。
 云わば200円というのは重要な節目なのである。
 そこで、ロングでとれるトレンドが出るのを待っている。(出る方に・出るときに、かけるなら
 200円超えの時にロングしていけばよい。そして割ったら切る。傷は小さく、利は大きくの戦略で
 よいと思っているだけなのである。)
 
 商品の方は上記のような展開で、初夏以降パッとしないが、パッとしないものは注力しない、
 度合を低くしておけばよいだけのこと。
 このブログを読まれている(コアな)方々なら、為替・FXの方はほぼ読み筋、シナリオ通りの
 相場展開になっていることはご承知のはずである。
 年初、1月のコメントの最後に「とりあえずの目標は110円ということで売り買いしておけば、
 少なくとも大怪我をすることはなく、そこそこの成績が期待できるとのシナリオである。」と、
 シナリオ通りになった。このドル円相場、ロング戦略で分かり易い。
 この間(10月の頭)の110円乗せは、105円以上でとったポジションの利食いポイントだったが、
 また、取り直すことになる。(105円〜110円の間が細かい売買で、基本的に103円以下の建玉は
 100円ロスカットで維持していればよい。)
 相場は分かり易いものを中心にやっていれば、よいのである。
 
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