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| 西原宏一 |  |  
青山学院大学卒業後、1985年大手米系銀行のシティバンク東京支店入行。
 1996年まで同行為替部門チーフトレーダーとして在籍。その後活躍の場を海外へ移し、ドイツ銀行ロンドン支店でジャパンデスク・ヘッド、シンガポール開発銀行シンガポール本店でプロプライアタリー・ディーラー等を歴任し、現在、株式会社CKキャピタル 代表取締役・CEO。
 ロンドン、シンガポールのファンドとの交流が深い。
 
 
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  | 西原宏一の「シンプルFXトレード日記」 |  | 新興国バブル崩壊で豪ドル急落 09月22日
ヘッジファンドの思惑を更新しました。コメント投稿
 http://zai.diamond.jp/articles/-/118247
 
 
 こんばんは。
 本日早朝、FOMCは、総額4000億ドル(約31兆円)の追加措置を打ち出しました。
 その内容はマーケットが織り込んでいたとおりの「*ツイストオペ」
 
 「ツイストオペ=中央銀行が保有する短期国債を売却し、長期国債を買い入れ、通貨の供給量は変えないで長・短金利を逆の方向に動かす操作」
 
 しかし、QEに慣れた市場にはツイストオペでは物足りないのか、
 発表後の市場の反応は「sell the rumor,buy the fact」の形となり、まず「株とコモディティ通貨」が急落。
 目立ったのはブラジル・レアルと南アフリカ・ランドの急落。
 
 これを受け同じリスクアセットの豪ドル円も76.71円まで急落。
 ユーロドルは、発表前の1.3796から1.3563まで急落。
 
 期待されたFOMCですが、市場予想と大きく違わず、発表後はrisk offモードへと戻りつつあります。
 
 明けて本日のアジア市場でも、アジア通貨は軒並み下落。
 連れて、AUDドルはパリティを割り込み、現在0.9885レベル、
 豪ドル円は、stop lossを巻き込み、75.39円まで急落。
 
 
 豪ドル円は8月9日の暴落時の安値(76.52円)を割り込んでから
 下落が加速しており、本邦の投信サイドからの豪ドル円の売りも断続的にでている模様。
 
 今晩もこの後のNY市場でのブラジルレアルや南アランドの動きに注目。
 本日もこれらの新興国通貨が戻らないようですと、豪ドル、ユーロドルの下落も深くないそう。
 
 
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 ユーロスイスのギャップと、1.4200の攻防209月02日
ヘッジファンドの思惑を更新しました。コメント投稿
 http://zai.diamond.jp/articles/-/117059
 
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 本日の米雇用統計を控えて、アジア時間は小動き。
 
 ロンドン時間に入ると、再びユーロスイスが軟調な展開。
 一時1.12を割り込み1.1121まで急落。
 相変わらず、すごいボラティリティ。
 
 ユーロスイスは8月12日と15日にギャップができています
 12日のcloseは1.1083。
 
 このギャップ埋めの後、いったん反発があるかもしれないので
 このギャップに注目。
 
 
 アジア時間に一時ショートカバーで上値を試したユーロドルですが、
 1.4300までは届かず、戻しは1.4289まで。。
 
 このユーロドルの下落は週初の、イタリア国債の入札が不調だったことがきっかけですが
 昨日のスペイン国債の入札も不調だったのも、大きく影響しているようです、
 
 加えて、米系シンクタンクが「ECBが利下げを検討している」とのレポートもでている模様。
 
 今月に入って、ユーロに関する悪材料続出。
 
 いまのところのユーロドルの安値は1.4208.
 
 某米系証券の友人によれば、依然として1.4200のバリアが効いている模様。
 
 
 
 仮にユーロスイスがギャップを埋められずに、戻してしまえば、
 
 ユーロドルもこのロンドン時間の下落では、1.4200をブレイクできないかもしれません。
 
 デイトレでは、ユーロスイスの1.1100近辺とユーロドルの1.4200の攻防に注目。
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 シンプルFXトレード vol 1024より抜粋
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